まるがめおブログ

生きた証を残すべく、書き物を始めます。自分の価値観で他人の価値観をどこまで揺さぶることができるのか。※一切収益化するつもりはありません。近年のブログへのバイアスを外して自然体で読んでくださいね。

【持続化給付金とサラリーマン】

起業、独立して飲食店やカフェを経営することで会社に縛られない自由な時間の使い方や働き方、やりたいことを実現できるという魅力がある
一方で、食中毒など突発的な事象によって売上が大きく減少するというリスクもある
ノーリスクの事業などは考えにくい
そんなことは起業する時点でわかっている

今回の事象に端を発した売上減少も先に記載したリスクのうち、起業する上で容認したリスクであることは間違えない
話を少し飛ばして、持続化給付金、これは去年と比較して売上が減少した人に100万円、法人格には200万円振り込みますというもの
どこから出ているか、国民が平等に納めている税金である 

サラリーマンはやりたいことだけして稼ぐことも難しく、時間的な拘束も大きく、そのリスクを分かった上で会社に属している
そこで必死に働き稼いだ給料で税金を納めている、ボーナスカットされるような会社も続出するだろう、それでいくと、飲食店だけがスポットを浴びがちだが、実はサラリーマンを含めた多くの方々が本当にコロナに苦しめられている

 

サラリーマンであっても耐えがたいほどの給与の減額だって大いにありえるので、収入の減少でいくと個人事業主などと状態は変わらない
であるが、今回の国からの給付金はサラリーマンは受け取ることができない

年収が200万でも300万でも減ろうが、受け取れない

飲食店やその他大きな影響を受けて苦しい方々がたくさんおられることもわかる、しかしサラリーマンは関係ないかというと絶対そうではない
実際にボーナスカットを言い渡されている会社だってあるから事実である
サラリーマンからすると、自分たちが納めた税金は今回全て自分たちには一切戻らない

納税の平等さと、給付金の不平等さ
どこかに勤めている方はみな、この給付金の不平等さに気づいているかな?
飲食店など大変な方々がいることはもちろんわかっている前提であるが、
会社勤めにも、独立起業家にもそれぞれメリットデメリットがあることは大前提であり

いま飲食店などは、経営する上で想定しておかなければいけない当たり前のリスクに直面しているだけとも言える
それを国に救済してもらえるとは、やはりいい国だなというべきか、明らかにサラリーマンに厳しい国というべきか
言いたいニュアンスはそんな感じ
この国からの介入バランスを崩しすぎると、資本主義としてのバランスを失いかねない

うーん
サラリーマンが汗水垂らして納めた税金で困っている飲食店、起業家や経営者を助けていることは悪くないが、サラリーマンも苦しいということだけは忘れないでほしい
サラリーマンだって収入減に合わせて100万円振り込まれてもいいような気もするが…

結論、会社勤めはことごとく不利な気がしてならない